岡山県民藝協会のこと

岡山県民藝協会のこと
岡山県民藝協会は柳宗悦氏の提唱する工藝文化の運動を推進し、民藝を愛好する人たちの集まりです。設立は1946年。60年以上の歴史を持ちます。協会の活動は会員の研修・親睦が中心で、新年の親睦会、総会、春の旅行、少年民藝夏期学校、秋の旅行などの定例行事の間に、見学会や手仕事調査、講演会などが催されています。会員は倉敷民藝館をはじめ大原美術館工芸館、東京駒場の日本民藝館など日本全国17箇所にある民藝館に無料入場できます。全国組織である日本民藝協会に属します。

岡山県民藝協会年会費 (会員募集中)
個人会員    5000円
家族会員    2人 7000円 3人  9000円
法人会員    1口 6000円
日本民藝協会発行 月刊誌「民藝」を購読の場合は別に年額10200円です。
入会をご希望の方は倉敷民藝館までご連絡ください。
TEL・FAX 086-422-1637
協会事務所  〒710-0046
          倉敷市中央1丁目4番11号 倉敷民藝館内
          岡山県民藝協会

2012年7月4日水曜日

倉敷民藝館 企画展「アイヌと沖縄」


 このたび企画展「 アイヌと沖縄 と題しまして、当館所蔵のアイヌ染織品・木工品や沖縄陶磁器・染織品・漆器など約200点を展観します

アイヌの人々は魔除けの意味を込めて、衣服・工芸品や日常使われる道具類などを様々な文様で飾りました。自分の家族や愛する人がいつまでも健康でいられるようにと、丁寧に施されたアイヌ文様の一つ一つに作り手の暖かい心が込められています。

 “琉球列島は内地の東北地方や北陸地方とともに民芸品の宝庫である。建築や歌舞のような分野も含めて、ここは世界無上の民芸の大宝庫というべきであろう。 ~中略~ 人文の修練された調和をもち、健康をそなえ、情緒にみちていて、しかも強く生活に結びついた、いわば文化の華なのである。”倉敷民藝館初代館長・外村吉之介は、1939年(昭和14年)に訪れた沖縄県で純粋かつ力強い物たちに触れ、著書『沖縄の民藝』にこう記しています。

 神秘的な祈りの暮らしに用いられるアイヌの品々と、美の王国であ沖縄の民芸品。どちらも丁寧多彩な美しい品々で溢れています。


 倉敷民藝館所蔵のアイヌの品々が一堂に会するのは約10年振りです。この機会に是非ご覧下さい



展覧会会期:平成2476日(金)~122日(日)
3月~11月 9:0017:00(入館受付は16:45迄)
12 9:0016:15(入館受付は16:00迄)
         休館日は月曜日、祝日は開館
入館料   :大人700円 学生400円 小人300



財団法人 倉敷民藝館

710-0046 岡山県倉敷市中央1-4-11
Phone / FAX 086-422-1637





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