岡山県民藝協会のこと

岡山県民藝協会のこと
岡山県民藝協会は柳宗悦氏の提唱する工藝文化の運動を推進し、民藝を愛好する人たちの集まりです。設立は1946年。60年以上の歴史を持ちます。協会の活動は会員の研修・親睦が中心で、新年の親睦会、総会、春の旅行、少年民藝夏期学校、秋の旅行などの定例行事の間に、見学会や手仕事調査、講演会などが催されています。会員は倉敷民藝館をはじめ大原美術館工芸館、東京駒場の日本民藝館など日本全国17箇所にある民藝館に無料入場できます。全国組織である日本民藝協会に属します。

岡山県民藝協会年会費 (会員募集中)
個人会員    5000円
家族会員    2人 7000円 3人  9000円
法人会員    1口 6000円
日本民藝協会発行 月刊誌「民藝」を購読の場合は別に年額10200円です。
入会をご希望の方は倉敷民藝館までご連絡ください。
TEL・FAX 086-422-1637
協会事務所  〒710-0046
          倉敷市中央1丁目4番11号 倉敷民藝館内
          岡山県民藝協会

2014年6月27日金曜日

倉敷民藝館・第11期「蔵で極める金継講座」受講生募集



 この度、第11期「蔵で極める金継講座」受講生を募集いたします。金継ぎとは割れたり、欠けたりした皿や茶碗を、漆を使って接着、修理する日本独自の陶磁器の修理法です。ただこわれた物をもとのかたちに戻すだけではなく、金銀で加飾する事によって新しい魅力が生まれます。一般に金継ぎと称されるものの中には合成パテ直しのものもありますが、本講座では本格的な金継ぎの一連の作業を、材料の扱い、基本的な工程から丁寧にじっくり学んでいただきます。


日時: 平成26年8月9日、9月13日、27日、10月11日、25日、11月8日、22日(全7回・土曜日)10:00~12:00
会場:倉敷民藝館
講師:小松原賢次氏 (漆芸・木彫グループ「がりゅう会」主宰、日本工芸会正会員)
定員:10名(ただし、5名以上で開講)
受講料:21,000円(全7回分)
材料費:18,000円(金丸粉、生漆(市販品)、黒目漆(市販品)、筆、平筆、小皿、耐水ペーパー、ガラス板、粉筒、粉匙、漉紙、あしらい毛棒、弁柄ほか)
テキスト代:500円
持ち物:直したい器(小皿、湯呑、茶碗など数点をご用意下さい)、エプロン
切り出しナイフ、ボロ布、筆記用具、ビニール手袋
お問い合わせ・ご予約:倉敷民藝館 086-422-1637

*本講座は漆を使用します。かぶれる恐れがありますので、あらかじめご了承ください。
公益財団法人 倉敷民藝館
710-0046 岡山県倉敷市中央1-4-11
phone / fax 086-422-1637

2014年6月24日火曜日

倉敷ガラス 小谷栄次作品展


■2014年7月5日(土)~ 7月13日(日) ※会期中無休 
■7月5日(土)・7月6日(日)のみ 9:00~19:00
 7月7日(月)以降 12:00~19:00 ※最終日は18:00まで
 ●7/5・7/6は「くにたち朝顔市」。大学通りに市が立ちます。

民藝を代表するガラス、倉敷ガラス。
小谷栄次さんは倉敷ガラスの生みの親、 小谷真三さんのご長男であり、
お父様とともに、30年にわたり吹きガラス 制作に取り組んでこられました。
このたびの個展では鉢、コップ、ピッチャー、 酒瓶など約250点を展示・販売いたします。
栄次さんの誠実な手仕事によって 生み出された、
素朴であたたかい作品との出会いをお楽しみください。

もえぎ 東京都国立市中2−18−36 Tel 042−505−5702
http://moegi.kurashi-no-art.com

2014年6月23日月曜日

三宅義一 吹きガラス展


2014年7月4日(金)から10日(木)※最終日は午後4時に閉場致します

倉敷天満屋で2回目の個展です。
今回は普段使いで、夏に似合う器をご用意します。
ぜひご高覧下さい。        三宅義一

倉敷天満屋 4階美術画廊 直通086−426−2145
http://www.tenmaya.co.jp/kurashiki/art.html

2014年6月21日土曜日

倉敷硝子50周年記念 小 谷 眞 三 展


2014年6月27日(金)から7月1日(火)※月曜日も営業致します

暮らしの中の器を作り続けて50年。
豊かな彩りを添えてくれる器がこの度も揃っています。

融民芸店 倉敷市阿知2−25−48 086−424−8722
https://www.facebook.com/toworumingei

2014年6月4日水曜日

倉敷民藝館・特別企画-倉敷ガラス50周年記念展-


このたび当館にて、特別企画-倉敷ガラス50周年記念展-を開催いたします。
「倉敷ガラス」とは、小谷眞三さん栄次さん親子の作られる口吹ガラス製品の総称です。産みの親である眞三さんは、それまで複数名で共同作業により制作されるのが一般的であった吹きガラスの仕事を、ご自分の工房において1人で制作するという形式を、倉敷で確立されました。日本のスタジオ・グラスの流れにおいて先駆け的存在です。
元は水島でクリスマスツリーのガラス玉を吹いておられた眞三さんですが、コップの制作にあたり外村吉之介初代館長の指導を仰ぎ、繰り返し教えられた「健康で無駄がなく真面目でいばらない」という言葉を教訓に制作に励んでおられます。このような仕事は長男である栄次さんに受け継がれ、倉敷ガラスのよき教えを守り、誠実な仕事を続けられており、現在に至ります。

本展では倉敷ガラス50周年を記念し、初期から現在までの倉敷ガラスを約150点展示します。
同時にスペインの水差やイギリスのビール瓶、エジプトの壷やオーストリアの彩絵酒瓶など、館所蔵の古今東西のガラス器も約100点展示します。親しみ深い潤いを持つ倉敷ガラスと、涼やかで楽しい世界各地のガラスを併せてお楽しみ下さい。

展覧会会期 平成2666()1130() 
午前9時~午後5(入館受付は445)
休館日は月曜日(祝日の場合開館)
8月中は月曜も臨時開館のため無休
入館料 大人700円 学生400円 小人300


<関連企画>
●     ギャラリートーク「奉仕の仕事」と館内ツアー
日時   平成2667日(土)14001530
講演者  小谷眞三氏
場所   倉敷民藝館
定員   50名 (椅子30席)
参加費  別途300
内容   ガラスのお仕事や説明、館内の展示品にまつわるエピソードなどをお話頂きます。

●     ギャラリートーク「倉敷ガラス-私の仕事-」と館内ツアー
日時   平成26927日(土)14001500
講演者  小谷栄次氏
場所   倉敷民藝館
定員   50名 (椅子30席)
参加費  別途300
内容   経歴を交えてガラスの説明や仕事についてお話し頂きます。

 公益財団法人 倉敷民藝館
710-0046 岡山県倉敷市中央1-4-11
phone / fax 086-422-1637

平成26年度日本民藝協会全国大会 倉敷大会公開講演

演題 民藝とデザイン
主旨 創造するということと製作するということ
講師 日本民藝館館長 深澤 直人氏

1956年山梨生れ。プロダクトデザイナー。1980年多摩美術大学プロダクトデザイン学科卒。
セイコーエプソンを経て1989年渡米、IDEO入社。1996年よりIDEO東京支社長。
2003年独立しNaoto Fukasawa Design設立。

卓越した造形美とシンプルに徹したデザインで、イタリア、フランス、ドイツ、スイス、北欧、アジアなど世界を代表するブランドのデザインや、国内の大手メーカーのデザインとコンサルティングを多数手がける。
米国 IDEA金賞、ドイツif賞金賞、英国D&AD金賞、毎日デザイン賞、織部賞、Gマーク金賞など受賞歴多数。
「MUJI」壁掛け式CDプレーヤー、「±0」加湿器、「au/KDDI」INFOBAR、neonはN.Y.MoMA収蔵品となる。
2007年 ロイヤルデザイナー・フォー・インダストリー(英国王室芸術協会)の称号を授与される。
1990年からは人間の無意識の行為に注目しデザインするワークショップ「Without Thought」を毎年開催し、書籍とともに発表を続ける。「行為に即するデザイン」「意識の中心」「ふつう」「輪郭」「典型」など、自らのデザイン哲学をこれらの言葉で表すとともにその実践を続ける。デザインを通して対象の本質にせまるその思想や表現などには国や領域を越えて高い評価がある。

21_21 Design Sightのディレクター。良品計画デザインアドバイザリーボード。マルニ木工アートディレクター。
2010年、2011年、2012年グッドデザイン賞審査委員長。多摩美術大学統合デザイン学科教授。2006年にJasper Morrisonと共に「Super Normal」設立。2012年公益財団法人日本民芸館館長。

日時 平成26年6月13日(金)16:00時から17:00時 入場無料
15時より先着60名様迄入場整理券を倉敷市立美術館3階講堂前でお渡しします
会場 倉敷市立美術館3階講堂 倉敷市中央2−6−1 Tel(086)425−6034
問い合わせ先 倉敷民藝館内 岡山県民藝協会事務局(086)422−1637

主催 日本民藝館 岡山県民藝協会 共催 (公財)倉敷民藝館
後援 岡山県 倉敷市 倉敷市教育委員会 山陽新聞 
   RSK山陽放送 OHK岡山放送 TSCテレビせとうち