この度、第11期「蔵で極める金継講座」受講生を募集いたします。金継ぎとは割れたり、欠けたりした皿や茶碗を、漆を使って接着、修理する日本独自の陶磁器の修理法です。ただこわれた物をもとのかたちに戻すだけではなく、金銀で加飾する事によって新しい魅力が生まれます。一般に金継ぎと称されるものの中には合成パテ直しのものもありますが、本講座では本格的な金継ぎの一連の作業を、材料の扱い、基本的な工程から丁寧にじっくり学んでいただきます。
日時:
平成26年8月9日、9月13日、27日、10月11日、25日、11月8日、22日(全7回・土曜日)10:00~12:00
会場:倉敷民藝館
講師:小松原賢次氏 (漆芸・木彫グループ「がりゅう会」主宰、日本工芸会正会員)
定員:10名(ただし、5名以上で開講)
受講料:21,000円(全7回分)
材料費:18,000円(金丸粉、生漆(市販品)、黒目漆(市販品)、筆、平筆、小皿、耐水ペーパー、ガラス板、粉筒、粉匙、漉紙、あしらい毛棒、弁柄ほか)
テキスト代:500円
持ち物:直したい器(小皿、湯呑、茶碗など数点をご用意下さい)、エプロン
切り出しナイフ、ボロ布、筆記用具、ビニール手袋
お問い合わせ・ご予約:倉敷民藝館 086-422-1637
公益財団法人 倉敷民藝館
〒710-0046 岡山県倉敷市中央1-4-11
phone / fax 086-422-1637