岡山県民藝協会のこと

岡山県民藝協会のこと
岡山県民藝協会は柳宗悦氏の提唱する工藝文化の運動を推進し、民藝を愛好する人たちの集まりです。設立は1946年。60年以上の歴史を持ちます。協会の活動は会員の研修・親睦が中心で、新年の親睦会、総会、春の旅行、少年民藝夏期学校、秋の旅行などの定例行事の間に、見学会や手仕事調査、講演会などが催されています。会員は倉敷民藝館をはじめ大原美術館工芸館、東京駒場の日本民藝館など日本全国17箇所にある民藝館に無料入場できます。全国組織である日本民藝協会に属します。

岡山県民藝協会年会費 (会員募集中)
個人会員    5000円
家族会員    2人 7000円 3人  9000円
法人会員    1口 6000円
日本民藝協会発行 月刊誌「民藝」を購読の場合は別に年額10200円です。
入会をご希望の方は倉敷民藝館までご連絡ください。
TEL・FAX 086-422-1637
協会事務所  〒710-0046
          倉敷市中央1丁目4番11号 倉敷民藝館内
          岡山県民藝協会

2014年6月4日水曜日

倉敷民藝館・特別企画-倉敷ガラス50周年記念展-


このたび当館にて、特別企画-倉敷ガラス50周年記念展-を開催いたします。
「倉敷ガラス」とは、小谷眞三さん栄次さん親子の作られる口吹ガラス製品の総称です。産みの親である眞三さんは、それまで複数名で共同作業により制作されるのが一般的であった吹きガラスの仕事を、ご自分の工房において1人で制作するという形式を、倉敷で確立されました。日本のスタジオ・グラスの流れにおいて先駆け的存在です。
元は水島でクリスマスツリーのガラス玉を吹いておられた眞三さんですが、コップの制作にあたり外村吉之介初代館長の指導を仰ぎ、繰り返し教えられた「健康で無駄がなく真面目でいばらない」という言葉を教訓に制作に励んでおられます。このような仕事は長男である栄次さんに受け継がれ、倉敷ガラスのよき教えを守り、誠実な仕事を続けられており、現在に至ります。

本展では倉敷ガラス50周年を記念し、初期から現在までの倉敷ガラスを約150点展示します。
同時にスペインの水差やイギリスのビール瓶、エジプトの壷やオーストリアの彩絵酒瓶など、館所蔵の古今東西のガラス器も約100点展示します。親しみ深い潤いを持つ倉敷ガラスと、涼やかで楽しい世界各地のガラスを併せてお楽しみ下さい。

展覧会会期 平成2666()1130() 
午前9時~午後5(入館受付は445)
休館日は月曜日(祝日の場合開館)
8月中は月曜も臨時開館のため無休
入館料 大人700円 学生400円 小人300


<関連企画>
●     ギャラリートーク「奉仕の仕事」と館内ツアー
日時   平成2667日(土)14001530
講演者  小谷眞三氏
場所   倉敷民藝館
定員   50名 (椅子30席)
参加費  別途300
内容   ガラスのお仕事や説明、館内の展示品にまつわるエピソードなどをお話頂きます。

●     ギャラリートーク「倉敷ガラス-私の仕事-」と館内ツアー
日時   平成26927日(土)14001500
講演者  小谷栄次氏
場所   倉敷民藝館
定員   50名 (椅子30席)
参加費  別途300
内容   経歴を交えてガラスの説明や仕事についてお話し頂きます。

 公益財団法人 倉敷民藝館
710-0046 岡山県倉敷市中央1-4-11
phone / fax 086-422-1637

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