岡山県民藝協会のこと

岡山県民藝協会のこと
岡山県民藝協会は柳宗悦氏の提唱する工藝文化の運動を推進し、民藝を愛好する人たちの集まりです。設立は1946年。60年以上の歴史を持ちます。協会の活動は会員の研修・親睦が中心で、新年の親睦会、総会、春の旅行、少年民藝夏期学校、秋の旅行などの定例行事の間に、見学会や手仕事調査、講演会などが催されています。会員は倉敷民藝館をはじめ大原美術館工芸館、東京駒場の日本民藝館など日本全国17箇所にある民藝館に無料入場できます。全国組織である日本民藝協会に属します。

岡山県民藝協会年会費 (会員募集中)
個人会員    5000円
家族会員    2人 7000円 3人  9000円
法人会員    1口 6000円
日本民藝協会発行 月刊誌「民藝」を購読の場合は別に年額10200円です。
入会をご希望の方は倉敷民藝館までご連絡ください。
TEL・FAX 086-422-1637
協会事務所  〒710-0046
          倉敷市中央1丁目4番11号 倉敷民藝館内
          岡山県民藝協会

2016年4月11日月曜日

青竹細工 暮らしの籠展

岡山県真庭市勝山町並み保存地区でGWの一週間、開催する「青竹細工 暮らしの籠展」のお知らせです。
今回は、大分、兵庫、鳥取と他県から作り手も来て実演展示販売します。

勝山、別府は国指定の伝統工芸の指定を受けましたが、各地の地域の暮らしが違うように、籠もそれぞれの暮らしに合わせて形作られた特色があり、そこに長い時をかけて培われた文化があり上も下もありません。       
この機会に作り手と話をしながら、様々な製品を手に取り見てもらえたらと思います。


「青竹細工 暮らしの籠展」

〈期間〉4月29日〜5月5日  10時〜17時(最終日16時まで)    

〈会場〉庄屋ギャラリー 岡山県真庭市勝山187番地(勝山町並み保存地区 ひのき草木染織工房の斜め向かい)


〈出店作家者と日程〉
平松幸夫(平松竹細工店 勝山竹細工)、北原遥(青竹日和 鳥取米子)2作家は全日在廊します。
松本裕和(籠屋まっぽん 大分)は4月29日30日5月1日の3日間在廊します。

森 松治(竹かごの時来也 兵庫)は5月1日2日3日の3日間在廊します。

三原啓資(笑竹堂 大分在住、岡山出身)は5月3日4日5日の3日間在廊します。 

竹細工職業訓練所で学ばれた方、網代編みを専門でされている方、かつて御用籠といわれた佐渡の籠をされている方達の籠、そして大ぞうけ(一斗笊)や飯籠から小さい民芸品のパン籠、炊事籠の民芸品の伝統の勝山細工から現代にも使いやすい手提げ籠や茶碗籠など様々な籠もあります。

それぞれの産地に特色がありますが共通するのは青竹で日々の暮らしで活躍する道具です。
そして何も問題も招かず持続可能な日本の手仕事に魅了されている想いです。

是非この晴れやかな初夏の一時に芳しい青竹の香りを感じに足を運んでくだされば幸いです。